東京都下水道局ワッペン問題の処分は知的所有権の問題を無視しているのでは
東京都下水道局のワッペン作り直しを、東京都は問題視して作り直しを承認した下水道局長が処分になりました。
最初のデザインを決めた職員の処分を取り消すそうです。
ニュースでも、税金の無駄遣いの部分のみが大きく報道されています。
しかし、誰も内規「基本デザインマニュアル」に違反することに対する問題を言う人はいません。
大きな組織のロゴ・タイポデザインですから、多分名のしれた広告屋か、デザイン事務所と契約しデザインを作っているはずです。
だとしたら、デザインの使い方の詳細まで契約に含まれているはずなのです。
問題になったロゴデザインは、東京都の左側のマークと共に右側の「東京都下水道局」という文字もデザインされたもので、たぶんロゴマークとタイポグラフィの位置関係や大きさのバランスもマニュアルに指定されていると思われます。
そのデザインを内規に違反して変更しようとしたのですから、その行為はデザインした会社に対して知的所有権を侵害していることになるのです。
日本ではまだまだこういう事に対する意識が低いことを痛感させられたのでした。
「こんな無価値なものに税金の無駄遣いをした」とブログで堂々と言っている人はいるし、ある都議会議員などは「水色の線が入っている方が綺麗でいい」なんて言っている始末です。
お役所仕事だなどと見当違いなことを言っている人も多いですが、民間企業なら会社のコンセプトに反する社員の行為をお金をかけてでも修正するのは当然の行為。
たしかに、3400万円はどうかなと思いますがたぶん入札した業者との契約があるからこそ。
コレをスルーしてしまうことの方がお役所的だと思ったのでした。
もしですよ、石原さんがもし東京都の為に文章を書いたとして、一職員はコッチの方がいいからと大幅に文章を作り変えて大量に印刷してしまったら都知事はどうしますか?
したっけの。。。
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投稿: プラダコピーバッグ専門店 | 2019年9月18日 (水) 04時12分