クリエイター業界と経営者脳
最近、仕事が忙しいので人を増やそうと考えているが、ナカナカそちらの活動まで手が回らない。
雇った時のお金の問題。
果たして雇った人間がちゃんと仕事をしてくれるのだろうか。
雇ったはいいが、その後仕事が続くのかという不安もある。
さらに、業界的には人材不足。
クリエイターを目指す若者は都会に出て行ってしまうため、田舎のWEB業者やデザイン業者は人材不足に悩んでいる現状もある。
この業界に限らず、他の経営者などに聞いても、募集で沢山人は集まるがロクな人材がいないなんて嘆きも聞こえてきます。
特に、このWEB業界。
ホームページなんて、パソコンの操作の知識がありソフトさえあれば、作るだけなら簡単に出来てしまう。
実際、ちょっとどうかなと思うようなデザインのホームページを作る会社も多い。
人が育つ土壌が少ないともいえる。
さて、私がよく覗くSNSのクリエイター&デザイナーのトピックで、デザイン会社の経営者の愚痴をめぐって盛り上がっている。
書き込みの内容は、「人材を募集するが権利の主張は強いのだが、仕事に対するやる気の無い者が多いという事。言われた事をただやるだけ、定時には帰りたがり、夢が無いので学ぼうとしない人が多い。今後どうやって募集すればいいのでしょうか。」という物。(かなり要約)
それに対する意見が、経営者&フリーランスと会社員と思しき人で、いかにも意見が分かれていて面白い。
経営者は全てを大きく見越して意見しているのに、会社員側は権利を主張するも、いつしか書き込みの大半は経営者側の人間という感じに。
なるほど~こういう意見を聞けるのはインターネットのいいところ。
都会の情報もためになります。
一般的に、クリエイティブな業界というのは、他の業界に比べチョット変わったところがあります。
それは、就業時間の考え方。
締め切りに追われる事も多く、帰りの時間は皆遅くなりがち。
頭を悩ませて考えている時間の方が長いぐらいなので、何処から何処までが労働の時間かなんて計りようが無いわけです。
いつ休憩して、いつ机に向かうのも自由というスタンスでなければいい物も生まれません。
でも、給料は時間で割らなければならないのが世の中のキマリ。
この辺のジレンマが皆さん悩みのようです。
誰かいい人いないかな。
デザインが出来て。
コーディングが出来て。
プログラムが出来て。
ディレクションが出来て。
ついでに営業も出来るなんて。
そんな人いたら、もう社長になっているって?
そういわずに、片腕募集中です。
したっけの。
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旭川在住の主婦です。主人はアーティスト、私も少々アーティスト兼ビジネスウーマンです。旭川の暗さにまいりながらも必死に頑張っています。人の見分け方:愚痴を言う人、何だかんだ言うがすぐ行動に移さない人、同じ目線になって人と話せない人、仕事イコール勉強と考えられない人、成長するプライドのない人に成功者はいません。私の疑問:1.日本でインパクトの強い、又は個性的なウエブデザインを見かけにくいのはなぜ?ーすぐ飽きて長くは見ない。2.こう言った職種の評価や給料、待遇が低いのはなぜ?ープライドもやる気も出ないでしょう。もう今はIT産業落ち着いているから魅力が以前よりなくなってきているのかもしれません。旭川で頑張る者同士お互いに頑張りましょう!
投稿: みい | 2008年10月17日 (金) 14時54分
>みい様
コメントありがとうございます。
私の周りは上向きの人が多いが、一般的には下向きの人が多いのが現実ですね。
さて、日本にも個性的なデザインのWEBが無いわけではありませんが、一般的に注目されるのは、企業サイトであり、広告コストの問題でしょうか。
私は評価や待遇が低いとは感じません。
評価の幅が広いのだと思います。
自ら評価を下げている人達がかなりいるのは確かです。
これは、アド業界ではもともと言われている事です。
「月々いくらでホームページ」
「各安でホームページ」という文字をみるたび、何だかな~という思いでみています。
IT産業の魅力が無くなっているのではなくて成熟して来ているのだと思います。
前向きに行きましょう!
投稿: ハヤタク | 2008年10月18日 (土) 12時13分